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魔法のような心理テクニックで信頼と成果を得るための6つの方法
柳 双葉(やなぎ ふたば)です。
「柳 双葉のサラリーマンを応援するブログ!」
をご覧いただき誠にありがとうございます!
ぜひ最後まで読んでいってくださいね♪

なんとか顧客の心をつかみたい…
職場の仲間や上司からの信頼を集めたい…
仕事で成果をあげるためのテクニックを知りたい…
このようなことで悩んだ経験はありませんか?
世の中には、人間の心理に働きかけるテクニックがいくつも存在しています。
このテクニックを知っているのと知らないのとでは、仕事の成果に大きな差が生まれます。
今回は意外と知られていない仕事で役立つ心理テクニックを6つ厳選してご紹介していきます。
ぜひ普段の仕事で活用してみてくださいね♪
目次
ザイアンスの法則
ザイアンスの法則とは、人が対象物との接触を繰り返すことにより、徐々に警戒心が薄れ、対象物に対する好感度が増していくという法則のことを言い、単純接触効果とも呼ばれています。
例えば、初対面では相手に対して少なからず警戒心を持って接しますが、接する機会が多ければ多いほど、より親密な関係を築きやすくなりますし
音楽で言えば、同じ曲を何度も繰り返し聞いているうちに耳になじんできて、いつのまにか好きな曲の一つになっているということも多いですよね。
このように、相手に好感を持ってもらいたいのであれば、接触する機会を単純に増やすのが効果的な手段となりえます。
ただし、相手から悪い印象を持たれている場合は逆効果になりますので要注意。
できるだけ相手には良い印象を持ってもらえるような行動を心がけていきましょう。
イエス誘導法
イエス誘導法とは、会話の流れの中で相手からの同意を多数もらえば、本題に対しても同意を得やすくなるという心理テクニックのことです。
例えばあなたが防寒具の販売を行っているとして
あなた「今日は朝から冷え込みますね」
相手「ええ、そうですね」
あなた「こういう季節はやはり鍋が食べたくなりますよね」
相手「鍋食べたいですね。」
あなた「寒さをしのぐにはうってつけですからね。寒いと外に出るのも嫌になります。」
相手「そうそう、寒いのは嫌ですね。」
あなた「寒さをしのぐのにちょうどいい防寒具があるんですが、ちょっと見ていきませんか?」
相手「ちょっと見てみましょうか。」
このように、相手にイエスを連続して言わせることにより、心理的にイエスを言いやすい状態にしてしまいます。
営業や職場での人間関係もさることながら、こと恋愛においても活用することのできるテクニックです。
ただし、相手の発するイエスにも強弱があり、弱いイエスばかりを集めても効果がありませんのでご注意を。
相槌程度のイエスではなく、心からの同意を多数集められるような質問を行うようにしましょう。
ハロー効果
ハロー効果とは、ある人物を評価しようとする際にその人の持つ目立ちやすい特徴が強く印象に残り、その他の特徴の評価についても影響されてしまうという心理現象です。
例えば、一流大学の出身というだけで、品行方正で裕福な家庭で育ったというイメージを持ちやすくなってしまいますし
高校中退というだけで、素行が悪く物事を途中で放り出してしまいがちというイメージがついてしまいます。
つまり、初めに良い印象やアピールポイントを相手に強く認識させてしまえば、そのあとも好感的なものの捉え方をされやすくなり
逆に悪い印象やマイナスポイントを強く認識されてしまうと、マイナスのイメージばかりが先行されやすくなってしまいます。
何事も初めが肝心とは良く言ったもので、最初についてしまった印象を塗り替えるのは容易なことではありません。
悪い第一印象を良いものに変えるためには、良い印象を与える機会を最低でも7度は持たなければならないといわれています。
初対面の人と接する際は、第一印象をできるだけよくするように意識して接するように心がけましょう。
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ミラー効果
ミラー効果とは、無意識に好意を寄せている相手と同じ動作をとってしまう心理行動です。
このミラー効果を活用すると、相手の好感度を上手に向上させることもできます。
例えば、相手が足を組み替えたらこちらも足を組み替え、飲み物を手に取ったらこちらも飲み物を手に取ってみます。
すると、相手は似た動作をする人を味方だと無意識に認識するため、自ずと好感度も向上するというわけです。
ただし、露骨に真似てしまうとかえって馬鹿にされたように受け止められてしまうので逆効果になってしまいかねません。
あくまでもさりげなく、会話や仕草に織り交ぜて使用していきましょう。
ハード・トゥ・ゲット
ハード・トゥ・ゲットとは、自分にとって特別な存在だと相手に伝えることで、相手との距離をぐっと近づける心理テクニックです。
人は誰しも、自分が特別であるということに弱いもの。
より具体的に特別である理由を説明することができれば、効果はテキメンです。
人間関係や恋愛で活用するのであれば
「あなたは他の人とは違う特別な人間だ」
「あなただからお願いすることができる」
「あなたのような人は初めてだ」
など、他の人とは一線を画すものであることを表現するのが効果的です。
また、営業活動や販売活動で活用したいのであれば
「あなただけに特別価格でご提供します」
「あなたのためにご準備しました」
など、特別感を演出して話を展開していくと良い結果が得られやすくなります。
ドア・イン・ザ・フェイス
ドア・イン・ザ・フェイスとは、交渉の場面でよく使われるテクニックの一つで、最初に無理難題を要求しておいて、次に本命の要求をすることで、相手の了承を得やすくするものです。
相手は、無理難題の要求と本命の要求を比べてハードルが下がったように感じ、最初の要求を断った罪悪感も後押しして、本命の要求を受け入れやすくなります。
例えば、商品の値段を値切る交渉をおこなうとき、最初は希望額よりかなり低い値段を提案すると、より希望額に近い値段で交渉がまとまる可能性が高くなります。
ただし、あまりにもハードルが高過ぎる要求をしてしまうと、交渉のテーブルにすらついてもらえなくなることもありますので、ほどほどを意識して取り組んでみましょう。

まとめ
いかがでしたか?
仕事を円滑に進めていくための6つの心理テクニックは
・ザイアンスの法則
・イエス誘導法
・ハロー効果
・ミラーリング
・ハード・トゥ・ゲット
・ドア・イン・ザ・フェイス
いずれも上手く活用すれば期待以上の効果を発揮してくれるテクニックです。
ですが、くれぐれも悪用・乱用はしないように注意をしましょう。手痛いしっぺ返しが襲ってくるかもしれませんよ…。
それでは今日はこの辺で。
柳 双葉でした。

